ノロウイルスの治療
ノロウイルスには特効薬はない
ノロウイルスには、抗ウイルス剤はありません。ウイルスの研究には動物培養細胞でウイルスを増殖させるのですが、ノロウイルスについてはまだその増殖方法が見つかっていません。そのため研究はもちろんのこと、検査や治療方法などが、他のウイルスに比べかなり遅れているようです。
また、ノロウイルスの自己免疫力は、感染者で1~2年で失われるといわれていますので、ワクチン予防も期待できないようです。
ノロウイルスには対症療法
ノロウイルスについては、ワクチンがありませんので、制吐剤(吐き気止め)や整腸剤投与などの対症療法がとられ、止瀉薬(下痢止め)の使用については、ウイルスを体内にとどめ、病気の回復を遅らせることにもなるので、下痢が長く続く場合以外、仕事等の生活上でも特に必要でない場合は、あまり用いません。
家庭では
かかりつけのお医者さんの指示に従い、適切な治療を受けた後は、家庭では安静にして水分補給をすることが大切です。といって一度に多くの水分や過剰に水分を取るのではなく、少量を複数回に分けてとるようにしなければ、気分が悪くなり吐き気をあらたにもよおします。症状にあわせ水分は上手に摂取して下さい。また下痢の症状がきつい場合は、牛乳やヨーグルトなどの乳製品はノロウイルスの症状が落ち着くまでは避けましょう。