ノロウイルス、コンピュータのキーボートやマウスなどからも感染

ノロウイルスがコンピューターのキーボードやマウスなどから感染することが、アメリカの予防センターの調べによって報告されました。

ノロウイルスは、ウイルスが付着したカーペットなどを十分に掃除できていないことで空気感染したり、ノロウイルスが付着した手で調理するなどして経口感染するなどのパターンはよく知られていますが、パソコンのキーボードやマウスからも感染するとは、少々驚きでした。なんでも、ノロウイルスは「物体の表面で数日間生存する」という興味深いことが書かれています。これにも漂白剤などの用いて消毒することが好ましいようなので、今後は特に意識して消毒をと気付かせてくれるニュースでした。


以下、薬事日報のニュースより


ノロウイルスがコンピュータのキーボートやマウスなど共有設備を介してヒトからヒトへ感染することが、米国疾病対策予防センター(CDC)によって報告された。接触感染性の強いノロウイルスは、ウイルス性胃腸炎(stomach flu:胃インフルエンザ)の原因ともなり、数日間にわたる嘔吐や下痢を引き起こす。

 CDC発行の「Morbidity and Mortality Weekly Report」1月4日号に掲載された今回の報告は、昨年(2007年)2月に米ワシントンD.Cの小学校で起きたノロウイルスの集団感染に関するもの。生徒314人、スタッフ66人のうち、103人(生徒79人、スタッフ24人)がノロウイルスに感染し、汚染源特定のため、学校の備品表面から検体を採取した。

 検査の結果、1年生の教室にあるコンピュータのマウスとキーボードにノロウイルス陽性反応が認められた。共著者でCDCの疫学者のShua Chai博士によれば、ノロウイルスは物体の表面で数日間生存することができるという。

 感染の予防法として同氏は、共有設備使用後の手洗いの徹底と、希釈した漂白剤によるキーボードやマウスの定期的な消毒、さらに、感染者は症状が治まっても1~3日間ウイルスを保持し、物を汚染する可能性があるので、外出を控えることを勧めている。

 米ニューヨーク州立大学ダウンステートDownstateメディカルセンター(ニューヨーク)のPascal James Imperato博士は「ノロウイルス感染は一般的で、予防はやはり手洗いが基本」という。11月以来、ノロウイルスの流行が見られるニューヨーク市。同市保健衛生局伝染病対策課のSharon Balter氏も「重篤になることは少ないが、他人に感染させないことが重要」としている。

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