給食調理員、ノロウイルス結果判明前にも従事(鳥取県)

給食調理に従事する給食調理員が下痢や嘔吐などのノロウイルスの症状を訴え、数日欠勤したのち、検便を提出、その後の検査結果を待たず、そのまま症状が回復したとして調理にあたらせていたという、鳥取県のニュース。

ノロウイルスは、症状が落ち着いてからでも、感染者の便などには長いときで1ヶ月間ほどノロウイルスが見られる場合があるといわれています。個人の場合ならまだしも、「調理をする」という立場である場合は、もっと注意すべきではないでしょうか。

鳥取県では、昨年17の小中学校で給食により785人のノロウイルス感染者を出したケースがある。

今回は、給食を食べて症状を訴える児童、生徒はいないことが救い。


(以下、読売オンラインのニュース記事)


伯耆町教委は18日、町立学校給食センター(同町吉長)の女性調理員(50)がノロウイルスに感染していたことが定期検査でわかり、町立小中学校計8校の同日と21日の給食(1日約1100食)を中止すると発表した。女性調理員は下痢などを訴えて勤務を休んでいたが、センターは感染を疑わず、検便で陰性と分かるまで職場復帰させないとするマニュアルに反し、結果判明前に調理にあたらせていた。今のところ、給食を食べて症状を訴える児童、生徒はいないという。

 センターによると、女性は14日に下痢や嘔吐(おうと)を訴え、15、16日は欠勤したが、16日の定期検査には便を提出。症状が回復したとして17日には出勤、調理を担当した。同日夜に感染がわかった。

 鳥取市で昨年1月に学校給食が原因で発生したノロウイルスによる集団食中毒を受け、センターが作成した初動対応マニュアルでは、ノロウイルス感染が疑われる場合は▽速やかに検便を提出するよう努める▽検査結果が陰性であることを条件に職場復帰させる――と定めている。

 草原啓司副所長は「症状は1日で治まり、医師の診断でも17日から働いて大丈夫ということだった。ノロウイルスは高温で死滅するので、念のため加熱前の調理だけを担当させたが、マニュアルに対する認識が甘かった」と釈明している。

 円山湧一・町教育長は「対応が甘く、町民に迷惑をかけた」と陳謝した。

 県西部総合事務所生活安全課は「結果が判明するまで調理員を休ませた方がよかった。ノロウイルス感染が多い時期で、各地の給食センターなどに注意を呼びかけたい」としている。

 町教委は17日夜から防災無線や各校の保護者の連絡網を通じて給食中止を知らせ、児童、生徒に弁当を持ってくるよう呼びかけた。センターでは18日に消毒作業が行われた。

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